受付時間 | 10:00~17:30 |
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アクセス | 富士急行線 下吉田駅から徒歩5分 国道139号富士見バイパス |
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山梨県内のいのちを守るボランティア15団体と山梨県、そして大学生によって構成されています。
掲げるキーワードは「With you」
「苦しい時ほど一人にしない、させたくない」という意味が込められています。
少しでも自殺する人を減らしたい。そのためには、苦しんでる人に誰かがそっと寄り添うこと。そして、寄り添ってくれる人がいるということに気付くこと。
それが一番大切なんだと思います。
※「いのちを守る山梨県民運動推進会議」ホームページより抜粋
厚生労働省のデータによると、平成30年の自殺死亡率において山梨県は全国ワーストとなっています。
これは“自殺発生地における計上であり、自殺者の居住地とは異なる。”となっており、山梨県は深い悩みを抱える方が訪れる場所であるといえます。
富士五湖ダルクでは、県などと連携して「いのちを守る山梨県民運動推進会議」の活動に取り組んでいます。
2012年から週に1、2回、夜間に1時間余りかけて富士北麓地域の県道沿いの駐車場などを回り、自殺防止の声かけパトロールを行っております。
自殺の危険を示すサインに気付き、話を聞いて支援につなげる「ゲートキーパー」の講習を受けたメンバーも在籍しています。
自殺防止パトロールを始めて今年で9年目になります。
私が30代の時に母親が目の前で、処方薬のオーバードーズで自殺しました。
そのとてもつらい経験により、自殺者の家族の思いを理解することが出来るようになりました。
数年前にゲートキーパー研修を受けさせていただき、自殺企図者に対する接し方に役立っています。また、自分の薬物依存症からの回復の経験が大いに役立っています。
富士五湖ダルク・ゲートキーパー 久保田 英夫